2018年07月31日解決事例（労働問題）

労働問題クレーマー労働者の残業代や慰謝料請求を排斥した

相談前	クレーマー労働者から多額の残業代や慰謝料について労働審判を起こされ、困っているとのご相談がありました。
相談後	使用者からこれまでの事情を丁寧に聞き取った上で、立証に必要となる資料をアドバイスし、労働審判において、労働者からの請求が言いがかりに過ぎないことを明らかにしました。相手方が行った事実に基づかない主張立証に対し、的確に反論することで、労働審判委員を味方に付け、有利な解決を導きました。
弁護士からのコメント	使用者が労働基準法等に対する理解が不十分なため、募集から契約までの段階で、不適切な行動をしていました。しかし、使用者が法令等の理解は不十分とはいえ、口頭では誠実に説明していることが明らかな事案でした。そのため、労働審判において、審判委員会に労働者による請求が言いがかりにしか過ぎないことを理解していただくため、初回から主張立証を尽くしました。 . 普段は、労働者側に立って労働者のために事件処理に当たっていますが、労働市場の健全化のためにも、クレーマーにすぎない労働者に対する利得が許されるはずはありません。労働市場の健全化のためにも、クレーマー労働者に困っている使用者の方は、当事務所に一度ご相談いただければと思います。