妻からの慰謝料請求について低額の和解を成立させた

2018年07月31日解決事例(離婚・男女問題)

離婚・男女問題妻からの慰謝料請求について低額の和解を成立させた

相談前 上司の妻から多額の慰謝料を請求され、大変困っていらっしゃいました。
相談後 肉体関係に至る経緯を丁寧に聞き取ったところ、男性がかなり強引に相談者に言い寄っていたことが明らかになりました。そこで、まずは、妻側の弁護士に受任通知を出して、今後は依頼者への連絡は当職にするように牽制しました。その後、依頼者と連携しながら、男性から強引に言い寄られたことを裏付ける証拠を収集しました。
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全ての証拠がそろった段階で、妻側の弁護士に対し、今後も請求してくるようであれば、夫に対する慰謝料請求等を行わざるを得ないことを伝え、低額の和解を提案しました。
その後、妻の希望額を遙かに下回る和解を成立させました。
弁護士からのコメント 依頼者の主張を丁寧に聴き取り、証拠を準備した上で、相手方代理人に対し、低額の和解を提案しました。相手方代理人は、不貞の慰謝料の専門家と喧伝して集客するわりには、高額の慰謝料請求が難しいとわかったとたん、その後の処理は極めていい加減になりました。
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技術や経験のない弁護士に依頼した妻がかわいそうでしたが、依頼者の利益を最大限に守ることが弁護士の職責である以上、手加減はできません。広告に踊らされず、弁護士を選んでいくことの大切さも伝えていく必要があることをかみしめた事件でした。

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