2018年07月31日解決事例(労働問題)
労働問題加害者にセクハラを認めさせ、高額な示談金を勝ち取った
相談前 | 職場の同僚から懇親会の席上で身体を触られるなどの悪質なセクハラを受けたとして、PTSDを発症されていらっしゃいました。 |
---|---|
相談後 |
まずは、心のケアが必要と考え、専門の精神科医による治療をおすすめしました。 仕事を続けるか、辞めるか、ずっと悩んでいらっしゃったため、セクハラによる損害賠償請求の準備をしながら、どうすることがご本人にとって一番よいのか相談に乗り続けました。 . ご本人が仕事を辞める決心をされたため、タイミングを見計らって、相手方に損害賠償請求書を送りました。懲戒解雇の可能性をおそれた相手方から、高額な和解金を勝ち取りました。 |
弁護士からのコメント |
セクハラによる損害賠償請求の場合、ご本人への負担にも配慮しつつ、どのような被害に遭われたのか、具体的に聴き取る必要があります。相手方からされた行為を具体的に話すのは、ただでさえ勇気がいることです。そのため、できる限り、同性の弁護士にご相談されることをおすすめします。 . また、セクハラを受けられた場合、精神疾患を発症されている可能性が高いと言えます。そのため、専門の精神科医を紹介できる弁護士にご相談されることをおすすめいたします。 このケースは、職場が紹介した産業医から、心ないことを言われたケースでもありました。精神科を標榜しているからと言って、必ずしも適切なケアを提供できるとは限りません。 . 今まで、「自宅から近いから」などという理由で、精神科の専門医が常駐していない病院に通われ、かえって病状が重くなった方を多く見てきました。専門医の見分け方もご紹介できますので、ぜひお気軽にご相談ください。 |